パタン・ランゲージ 〜 「環境設計の手引]を知る

どこかのブログの紹介で、「パタン・ランゲージ」を買って読み始めた。 「自分が駄目なのはきっと環境のせいだ」と呟いて、高校時代を潰した私の、「ならばどうするのか?」という10年来の答えを導く為の学問を、やっと30歳前になって出来ることに、生き続けることの凄さを感じざるを得ない。 個々のパターンのどうこうよりも、導入部の前書きの丁寧な、意図の、そして総体の説明こそが、他のどんな著書を読んだ時よりも優しくて、感銘を受けた。 全ての人口にあまねく読まれるべき本のひとつ。 なぜって、私たちは身の周りの環境に作用する事によってのみ、幸福を感じるのだから。 何かを成し遂げるか、でなければ流されて死ぬだけの、俺にはいつだって逃げ場になる"静かな奥"が在り、そして、自ら作らなければ幸せはどちらにもない。 なんという素晴らしい、興奮に満ちた生命か。 このことに既に気付いていた貴方には、尊敬の念を禁じ得ない。ありがとう。 最早、生きているだけで嬉しい。

GPUは私達のPCにとって標準ではない

VistaGPUを欲し、ASUSがエクステンションとしてのXG Stationを開発している今でも、私達はそれが正しい機会費用によって選択肢となるのを待っている。
実際のところ、GPUはPCの標準機能としては要らないのだ。少なくとも、これまでは。
しかし、それは、近づいてくる。
すべてをWebが置き換えるなら、きっと、いずれやってくる。
でも最後のところでは結局、私たちが変わるしかない。
でなければ、これからも待つだけだと思う。

MetasequoiaからBlenderへ - とりあえずのまとめ

mqoに対して、ゲームに利用する等の想定でアニメーションを付けたい時、Blenderは優秀な(全部入りで、バグがなく、入出力に制約がない)選択肢。
きれいにレンダリングされた画像を作るためだけではなく、それ以上の機能がある。
Metasequoiaから移行したばかりの時に、その強烈なUIと操作感の違いから、絶対やっていけないと感じたのが、今では良い思い出になりつつある。
正直なところ、多分、直感的に「これは絶対どこか壊れてる」と思ってた。
でも、いくつかのポイントを押さえると、あとは何も怖いものは出て来なくなる。
航空機の計器を思わせる、あの小さなボタンパネルでさえ、今では一列に並んでくれるようになった。


なぜBlenderは、ここまで柔軟な自家製のウィンドウ・システムを持っているのだろう?
そこからはX Window Systemの匂いがする。

UV展開の基本

Blenderで3DCG制作日記 - UV展開の基本(だけではなく全て)について詳しく解説されている。

・UVを割り当ててもレンダリングに反映されない時は、Materialパネル->MapInputがUVになっていない(Orcoとかだったり)。

Armatureの基本

・とりあえずADD->Armatureする。
・Armatureがメッシュの陰に隠れないように、Objectパネル->DrawExtra->X-rayをオンにする。ついでにDrawtypeをWireにしておくと吉。
・骨格を作る。(Editモードに入って)Armatureの先端を選んで[E]でExtrude。


機械の関節等、スキニングなしで、一つの骨格に複数のメッシュオブジェクトをくっつけていくには…
・Armatureを選択して"Pose"モードに入り、Boneとメッシュオブジェクトを選んで[Ctrl]+[P]->Bone。
・複雑に重なり合うメッシュを沢山選びたい時は、Outlinerウィンドウから選択すると便利。


ポージング->モーション作成した後で、ボーンの修正や、メッシュを差し替えたい時は…
・Timelineウィンドウを開き、直立姿勢のキーフレームを作って、そこで。
ボーン位置の修正は、一旦Parent解除(ObjectandLinkパネルのPer:Armatureをクリア)してから。

 忘れ去られそうな基本操作についてのメモ

・[右クリック]は選び、操作をキャンセルする。[左]は、カーソルの移動と、操作の確定。つまり右だけ押しとけば、何も誤って破壊することがない。
・[Shift]+[中クリック]で視点の平行移動。
・視点回転の中心はカーソル(赤白の○いやつ)を合わせて[C]。
・カーソルを選択部分に移動させるには[Shift]+[S]+[4]。
・回転、拡大縮小もカーソルを支点に適用される。
・頂点編集はEditモードの中に入ってから行う。ショートカットは[Tab]
・各種パネルウィンドウは境界の上で右クリックすると分割できる。最初は3Dビューパネルとボタンパネルしかないけど、本当はどこに何を配置するか好きに出来る。面白い設計。
・Objectモードがルートになっていて、選択されたオブジェクトの種類によって、メッシュを選べばEditやUV、Armatureを選択していればPoseなどのモードが出現する。