- Linux/Fedora Core3 インストール

以前からLinuxに触れたいと思っていながら、今まで機会を逃していた。
一方で、普段使っているラップトップにデータを引き継がれたミニタワーPCが一台寝ていて、これはいずれサーバにでもするか、今すぐ誰かに譲渡するにせよ、そのままではボロボロの品物だった。
そこで2月頭からこいつのハード面を補強し、幾つかのLinuxディストリビューションを試した後に、先日レッドハット/Fedora Core3に落ち着く所まで至った。
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ハードウェアは、マザー/CPU/メモリなどの基礎は換えず、Celeron733Mhzのまま。
ただし光学式マウスやパンタグラフ式キーボード、静音電源(AOpen)、フロントベイスピーカー/PCカードスロットアダプター(RatocSystem)、IDE/USB内部接続式HDDストレージ化フロントベイケース(RatocSystem)等‥、とにかく触れていてストレスを感じないように(隣で布団敷いて寝てるうちの社長を苛立たせないように)、スケーラビリティを持たせつつ、見た目もきれいにまとまる様にと、外側から変えて行った。
それから最低限DVDデータが読めるようにドライブを換えた(DVD-ROM/AOpen)。
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起動すら怪しくなっていたWindowsMeをきっぱり消去し、FedoraのインストールイメージをDVDに焼いて来て突っ込んでブート、評判通りの簡単で短時間インストール。ディストリビューション開発の為のベースと聞いていたFedoraだったけど、単体でもかっこ良いGUIを持っていて、一発で気に入った。
プロセッサの速度も問題にならず、まともに動く。
ただし起動は少し時間がかかる。これについては短縮する方法もあるらしい。
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まずAirEdgeを利用してインターネットを使えるようにする。
ハード認識は問題なかったが、KPPPの設定で躓いて一日潰れる。
ダイアルトーン設定欄を全部空にすると繋がった。
ただVentury(ブラウザ閲覧時の通信最適化)にあたる機能は使えず、あんまりこっちでWebは使う気にはならない。
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ソフトウェアインストールにはやはりコンソールを扱う知識を要する。
rpmパッケージの相互依存を処理する手段がデフォルトでは存在しない。ドキュメントをかき集めていくうちにapt等を用いて対処できる目処が付く。WMVの再生とか、ラップトップの方で出来る事はあんまり欲が出ないものの、サウンド再生については出来てない状態は困るのでALSAは要る。
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gccPythonをはじめとする開発ツールは最初から入っている。この点はWindows環境と比べると雲泥の差がある。
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他のディストリビューションも幾つか試した。
BerryLinuxGUIが良くてサウンドも問題なく鳴るので気に入ったが、ハードディスクインストールが上手く行かなかった。
BerryのベースであるところのKNOPPIXはキーボード認識が死んでいた。
Laser5は問題なく入った。
SUSEはインストールイメージをどうやって焼けばいいのか理解できなかったので見送り。
TurboLinuxはDesktop10を買っていたものの、ハードディスクコピー段階で空き領域がないと言われ、IDE構成を何度も見直したりしても駄目だった。
先日どこかでパーティションを最後尾まで割り当てずに幾らか(1~2GB?)空きを持たせるといいらしいと書いてあるのを見つけたが未確認。暇があるときにでも試そうと思う。