- QCAD for Windows

QCAD(2.1.0)製品版をPayPalを利用して購入。3500円くらい。
AutoCADによく似たレイアウトで非常によくできてるけど、いくつかつまづいた点があるので覚書。


・Dimension(辺の長さなどを旗揚げ表記するツール)が初期状態では数値も矢印も表示されなかった。

  • >CurrentDrawingPreferenceからそれぞれのサイズを変更できる。数値部分だけを移動することは普通にできる。

・ホットキーのうち's'を含むもの(スナップ系の多く)が、スケールコマンドのショートカットキー"ss"として認識される事がある。

  • >sキーを押し続けると連打されてこうなるので、意識して短く打つ必要がある。

・円の半径など、数値入力したいときはスペースキーかAlt+Tabでコマンドウィンドウに入力フォーカスが移る。ただしマウスカーソルが動くとフォーカスが外れてしまう。
・エンティティのレイヤー間移動は、Edit>エンティティのプロパティ変更でまとめてできる。
・DXF2000形式で保存するとAutoCADで開いた際にテキストが表示されなくなる(Dimenionはちゃんと表示される)。

  • >DXF-R12で保存すると表示される。

・QSAスクリプトに引数を渡して実行する方法を見つけることができなかった。コマンドラインから三斜辺の長さを入力して三角形を描くみたいなことがやりたかった。


日本語入力についてはfontをunicodeにしても表示できなかった。
ヒントを探すものの2.0以上のWindows版についてはほとんど見つからない(見付かるのはRibbonsoftがQCADを製品版にする1.5以前の情報が大半)ので、とりあえずLinux上のCommunityEdition等を試してみることに。
SuSE-OSSのインストールソースにはQCAD2.0.5が含まれている。