- QCAD for Linux と Grubによるデュアルブート

先日のQCADの日本語エンティティの話の続き。
Linux版(製品版2.1.0)を試すと、普通に日本語エンティティを使うことができた。
ただし、保存してから開くと"??????"になる…。
Linuxシステムの日本語ファイルのエンコード設定の問題なのだろうか?
とは言っても、保存したhoge.dxfを覗くと日本語文字列などはなく、Unicodeのコードポイントで保存しているわけで、文字化けなんてするのだろうか。
文字列エンティティをExplodeしても、お世辞にも曲線がきれいとは言えず、再編集もきかないので、これは出来た方がいい。


これを試すためにOpenSuSEをインストールした。
WindowsProとHDDを別にしたデュアルブート環境を作ろうとして、スレーブドライブのWindowsが起動しなくなる問題発生。
Grubの設定を変えても"invalid or unsupported file system"が出るか、処理が移り変わらないかのどちらかにしかならない…。
一日費やした結果、うまく行ったのはドライブの構成を変えてからで、Windowsを含むドライブをMasterに変更し(それでも何事もないかのように起動する)、Linuxはスレーブドライブに再構築した上で、ブートローダのインストール場所をWindowsを含むMasterのMBRにする。というのも、Grubの起動場所と同一ドライブ上ならファイルシステムがunsupportedだろうがお構いなしに処理を繋いでくれるのかと思ったけど、とにかくそれで動いた。


覚書、ブートローダをシングルブートの時の様に戻したければ、WindowsのインストールCDを突っ込んで回復コンソールに移り、FIXMBRおよび、FIXBOOT Cとタイプすること。これがなければ、デュアルブートの構築なんて取り返しのつかない賭けになってしまう。